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コンセプト開発・再構築


コンセプトとは「全体を貫く基本思想」を表すものです。

コンセプトは企画立案が関わるすべての分野で広く用いられます。

例えば「見るための、そして見られるためのメガネ」(某アイウェアブランド)、「気品ある上質な白」(某化粧品ブランドのホワイトニングシリーズ)、「第三の場所」(某カフェチェーン)といったコンセプトがあげられます。

コンセプトは顧客価値や推進主体のコミットメント(やる気)に関わり、売上・利益にも一定の影響を及ぼします。適切なコンセプト抽出のためには、下図のとおり3つの要素を踏まえることが有効です。


【適切なコンセプトを生む3つの要素】


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1.客
コンセプトは顧客ターゲットにとって「ほかでもなく魅力的」であることが求められます。そのためには顧客ターゲットプロファイルを文字だけでなく画像やイラストなども用いながら、具体的に描くことが肝要です。

例えば「無添加 食べる スープ」のコンセプトで知られるSoup Stock Tokyoでは「秋野つゆ」という架空の人物像を描いています。そこには「秋野つゆ」の性格・評判・信条・料理の嗜好と指向といった事柄が具体的に記されています。


2.主
コンセプトは「全体を貫く基本思想」ですので、推進主体の想いが入っていることも重要です。

前述のSoup Stock Tokyoでも、創業者である遠山氏のお嬢様がアトピーで大変だったという事実が「無添加」への想いを不動にしています。

一方で、悩ましいことに主の想いだけでは経済性が不十分な場合もあります。想いを持ちつつも、謙虚に客観的な分析を行い、顧客ターゲットと推進主体の想いが主客一体となるコンセプトを目指すことが求められます。


3.環境
「そのコンセプトは、マクロ・ミクロ環境にとってもプラスになるのか?」という問いは、21世紀ではより重要です。コンセプトは関係する人々にとって心地よいだけではなく、マクロ・ミクロ環境にもプラスに働きかける可能性を秘めています。


以上のように、上記3つの要素を踏まえたコンセプトは輝きをもたらします。とりわけ推進主体が自らの想いと顧客ターゲットへの関心や愛情を持続させながら、コンセプトを創り上げることで、コンセプトに「魂」(たましい)が入ります。

下図のコンセプト開発・再構築の標準的プロセスも「推進主体によるコンセプト創造を支援する」という考え方を反映しています。


【コンセプト開発・再構築の標準的プロセス】


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コンセプト開発・再構築の標準的プロセスは、事前インプット・共有に始まり、コンセプト仮説抽出、コンセプト仮説検証を経て、コンセプト合意形成に至ります。

まず事前インプット・共有フェーズでは、推進主体の想いの共有化、顧客ターゲットの具体的なプロファイル描写、関連しうるコンセプト事例の収集・共有といった作業をお客様と共同で行うことで、適切なコンセプト抽出にむけたコンディションを整えます。

その上でコンセプト仮説抽出をワークショップ等を活用して行い、必要に応じてコンセプト受容性テスト等を用いてコンセプト仮説の検証を行います。

最後のコンセプト合意形成フェーズでは、コンセプトの意思決定者や意思決定プロセスの分析を踏まえ、合意形成シナリオ作成・実行を支援いたします。とりわけコンセプト意思決定者の知識・価値観・意思決定スタイルに照らした合意形成手法が重要と思われます。

いずれにしても、コンセプト開発・再構築に際しては、組織の特性・状況によって「何が適切なプロセス」なのかは異なります。従いまして標準的なプロセスは参考にしつつも、実際にコンサルティングを行う際には、お客様のご要望・状況を踏まえ、ご支援の範囲を定めたオーダーメイドのフレームワークをゼロベースで検討しご提案いたしております。

ジェイコンサルティングは顧客企業の特性と状況に最も適したコンセプト開発・再構築をオーダーメイドでご支援いたします。

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